マルセランはカベルネ・ソーヴィニヨンとグルナッシュの交配により生まれた品種です。
1961年生まれの比較的新しい品種のマルセランは、カベルネの凝縮感とグルナッシュの果実味を持ち合わせたバランスの良い赤ワインを造ります。栽培地は主に南フランスの一部地域で、日本国内での栽培は非常に珍しい希少な黒葡萄です。
記念すべき初リリースとなるマルセランは2023年10月12日より収穫を開始。日本トップクラスの日照量を誇り、降水量の少ないモンデファームで栽培したマルセランは、糖度25度以上、小粒で黒々とした良質な状態で収穫できました。発酵容器はステンレスタンクを使用し、3週間程度かもし発酵を行っています。（樽不使用。）
外観は鮮やかで、ガーネットや赤紫系の色調。カシスやブルーベリーなどの黒系果実の香りにラズベリーなどの赤系果実のアロマもあります。ストレートな味わいで口中にタンニンの渋みの凝縮感を感じます。アフターはややスパイシー、軽やかな味わいの赤ワインに仕上げました。

飲み頃温度は12℃～18℃、少し冷蔵庫で冷やしてお飲みください。
軽やかな味わいの赤ワインは食中酒にぴったりです。例えば牛肉とピーマンのオイスター炒め、チキンのトマト煮、ロールキャベツ、ほうれん草やブロッコリーなど緑の野菜をたっぷり使い、ケチャップやトマトソースをかけたオムレツなど、じんわりとした旨味が広がる料理とのマリアージュがおすすめです。スパイスを利かせたスペアリブも、ミディアムボディのマルセランと良く合います。
【山梨名産とのマリアージュ】甲府鳥もつ煮、甲州地鶏のトマト煮込み、青春のトマト焼きそば、甲州牛のすき焼きなど